アフィリエイトの中でもいくつか種類があるんだけど、一般的な物販アフィリエイトの他に、情報商材のアフィリエイトがある。そういう情報の特徴は「月収数百万円を稼ぐ手法を教えます」という内容。
悲しいけど、こういう情報の大半が嘘。じゃあなぜそんな情報がアフィリエイトで成立しているのかというと「数百万円稼ぎたい人を集めるとお金になる」ってこと。ツイッターなどのSNSを見ると月に100万円なんてかわいいと思える金額を稼いでいる若者のアカウントがゴロゴロしてる。
自分が数百万円を稼いだ方法を教えたくて教えたくて仕方のない不思議な人達がいる事を覚えておこう。
情報商材の95%は詐欺まがいという統計
世の中では、価値のある物ほど、特許や商標で自分達のものだけにする為に情報や権利を守るのが当たり前の動き。だけど、ネットビジネスになると逆に教える過程で儲かるのだから、多少詐欺まがいでもどんどん乱立しているのが現状。
ちなみに情報商材を取り扱うサイト上にアドセンスを掲載するとガイドライン違反に当たるので、最悪の場合はアドセンスアカウントが剥奪される。これは、Googleも情報商材は詐欺が多いと知っていて、問題が多いと認めている証拠。
広告のクリックやウェブ サーフィン、メールの購読といった作業を行ったユーザーに対して支払いや報酬を約束するページに Google 広告を掲載することは許可されません。そうしたページでは無効なインプレッションやクリックが発生する恐れがあるため、Google 広告の掲載は禁止されています。また、そうしたサービスの宣伝や導入手順の紹介コンテンツにユーザーを誘導することを主たる目的とするページに Google 広告を掲載することは許可されません。
参考 禁止コンテンツ – AdSense ヘルプ
健全で役立つメルマガやLINE@も多い中で、詐欺アフィリエイトでは、メルマガに誘導する事が最終目標になったりしている。
「1日15分程度の誰にでもできる作業で」「たったこれだけで月収100万円!」「月収100万円とは言いませんが、50万円くらいなら簡単に稼げます」といったセールスページのうたい文句を目にすれば、情報商材に免疫のない読み手なら興味が湧いてくるのは当然だ。
情報商材は、「情報(ノウハウ)」という性質上、セールスページに内容の全てを書いてしまうわけにはいかない。詐欺師たちはそこに付け込むのである。人間、「世の中そんなに甘くない」と思っていても、自分に利益をもたらすかもしれない話となると、どこかで信じたくなるもの。しかも、「こんなにも高額の情報なのだから、ホンモノなのではないだろうか」と考えてしまう。
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さらに、詐欺師アフィリエイターのブログやメルマガのリンクを経由して購入すれば、「その成果をより確実なもの(大きいもの)にできる方法を書いたレポートを特典として付ける」とうたっていることも多い。
参考 急増する「詐欺師アフィリエイター」にご用心!不況心理につけ込む“稼げる情報商材”の正体 | 消費インサイド | ダイヤモンド・オンライン
私から情報を購入してくれれば特典を付けますという仕組み自体は、競争や差別化として間違ってはいないけど、問題はその売る中身。そもそも売っているもの自体が詐欺まがいだったり、高価すぎるという側面が問題になる。買ってみるまでどんなものかわからないというのに、数万円から数十万円を払ってしまう人が一部で存在するから成立し続けている。
インターネットを介して購入する情報商材に関する相談が急増している。中でも「確実に儲かるという広告を見て購入した。書かれていた通りに作業したのに収入にならない」など商品の内容に関するトラブルが目立つ。
参考 「絶対儲かる」「返金保証で安心」とうたう情報商材に注意!-情報商材モール業者を介して購入した事例から見る問題点-(発表情報)_国民生活センター
国民生活センターの実態調査だと、特定商取引法に書かれた連絡先に電話しても連絡が取れないケースもあるというから驚き。これは相当悪質だし、せめて連絡ぐらいはできる状態じゃないとまずいという事がわかっていない人が売っている。最初から騙す気がなければここまでのことは出来ないはず。
俺のように疑い深い人間は最初からターゲットに含まれない。情報商材やメルマガに誘導するのは、経済的弱者や、情報弱者、いわゆる初心者。
詐欺アフィリエイトサイトを見ていると、徹底的に初心者に愛されるサイト構築に励んでいることが特徴。本当に素晴らしいコンテンツと情報商材の融合だと、初心者には信用できる情報かの判断が難しくなってしまうかもしれないけど、立派なアフィリエイトの手法だってことだけでも覚えておいた方がいい。
フォロワー数人のSNSで有益な情報をつぶやいた
俺は以前、フォロワーが数人しかいないツイッターのアカウントでアフィリエイトの稼ぐ核心を独り言でつぶやいた事があるんだけど、拡散されるスピードに冷や汗が出たことがある。すぐにその記事を消して、ツイッターも消した。
それからは本当に稼げそうなネタは少しだけオブラートに包む事にしたし、まだまだ利用価値があるけど旬が過ぎた情報しか書かないことにした。
結局、核心に近い部分だけをどんどんつぶやけばどんどん拡散されるという手法がわかったけど、最後の核心は自分の飯のタネだったりするわけだから、わざわざ言う必要はない。(集客して金儲けするなら別)
核心の一歩手前までの情報でも十分SNSでは影響力が出せる。だから、複業ブログのジャンルによってはどんどん誰かのためになる情報は出していくべきとも言える。
いくら金を積まれても売れない情報
ブログを作って軌道にのってきたぐらいで、そのブログを5万円で売って下さいと言われて売る人なんていない。それは実態があるものだから当然。
でも情報商材は実態がない。複製し放題。売れれば売れた分だけ利益という掛け算だから、ネットビジネスの中でも大金が動く分野になってる。だから詐欺の手が伸びてきて、騙される人が年々増加しているのだろうね。
こんな俺にもいくつか「いくら金を積まれても売れない情報」っていうのはある。こういう情報はどんな高額な情報商材にも100%掲載されていない自分の経験で発見したものばかり。
自分だけの稼げる情報の見つけ方まとめ
日頃からトライアンドエラーを繰り返していると、新しい気付きが絶対にあって、ネットで調べても誰も言っていないじゃん!という情報を得れる事もある。
そして、そのテクニックを利用している人を探すと、めっちゃ稼いでそうなサイトにぶち当たったりする。そういうのは大概「稼いでいる人だけが知っている情報」ってもの。
そのテクニックに辿り着けたのは、使い古された情報商材を買ったからじゃない。自分が試行錯誤を繰り返していたから。
これが複業ブロガーとして100年戦える原点だと思ってる。
とは言うものの、本当にあり得ないほど稼げる内容をちゃんと学ばせてくれる情報もこの世には存在する(たとえ高額だろうと、価値はたしかにある)。初心者はその本物の情報と偽物の判断ができないって事が問題なんだよなぁ。
複業革命という生き方を選ぶ勇者へ。